しかしその前に、前から寄ってみたかった和菓子屋の存在を思い出し、寄り道した。
御菓子司 かぎ甚 (【旧店名】鍵甚良房)

1921年(大正11年)
初代 太田太三郎が祇園「鍵善良房}」番頭職から独立。京都建仁寺西門近くに「鍵甚良房」を創業。
2019年(令和元年)
鍵甚良房より「かぎ甚」に店名変更。
暖簾を持ち上げ、中のショーケースを確認してみた。
欲しかったお菓子が大体並んでいたようなので、お店の人を呼び出して、欲しい商品を注文した。



年配の職人風の人だった。ホームページ記載から感じ取ると、たぶん四代目店主であろうか。
うりんこ


近隣に狛猪で有名な建仁寺塔頭禅居庵があることから「うりぼう」を模った最中。
可愛らしい丸っとした最中皮の中には、粒餡の他に栗の甘露煮・自家製黒豆・乾燥いちじくが入っている。
禅居庵では摩利支天が秘仏として祀られている。摩利支天は仏法を護る善神で、七頭の猪の上に座しているその姿から境内には多くの狛亥が祀られている。
同様に「亥の子餅」という商品もあるようだけれど、これは秋の商品であり、この日は置いていなかった。
時期を見計らって、これは絶対買ってみたい。
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