夷川通りの激安スーパーで野菜を買ったあと、その店の近くにクロワッサンが気になる店があった。そこで翌日の朝食用にクロワッサンを買って帰ることにした。
Un Son Doux pâtisserie(アン ソン ドゥ パティスリー)

住所は麸屋町通二条上ルのようだが、夷川通りから下がった方が近い。ネット情報通り白い壁で店はすぐに分かった。しかしあまりにも商売気のない外観は、この店のことを知らない人には気にも留めずに通り過ぎてしまわれるだろう。
ガラスドアの外から中に入れそうかと覗いてみたら、店の人がドアを開けてくれた。
クロワッサン売っているからベーカリーだという先入観があったけれど、店のコンセプトは「フランス伝統菓子」×「自家製チョコレート」であるから、正確にはスイーツの店だと分類すべきだろうか。
店のテーブルにはクロワッサンなどのパンとも焼き菓子ともとれる商品と、洋菓子店でよく見る焼き菓子がずらりと並んでいた。
店の奥には立食用のテーブルが二つ。常連さん的な人が一人そこでイートインしていた。自分たちもそうしようかと少し考えたが、このあとの昼食の店はすでに決まっていた。明日の朝のクロワッサンと、この日の夕食になりそうなものだけを買って帰ることにした。
商品陳列の前には夫婦とおぼしき先客がいた。商品を選ぶのにかなり迷っているようだった。私は事前情報で買うものは決まっており、「注文いいですか。」と声をかけたら、「順番にご注文をお聞きしています。」と店の人が答えた。ここは先客の買い物が終わるの待つしかない。
ところが先客の夫婦は買うものを決めかねている。だったらお先にどうぞぐらい言ったらどうだ。
ようやく注文を決めて、会計という時になって、やっぱりこれも買う。ついでにこれも買う。おいおい、いつになったら買い物が終わる。大体そんなに買って、全部食べ切れるのか。服装を見たところご近所さんの買い物ではない。このあとどこかの店でお昼ご飯も食べようかという服装である。こんな輩が日本の食品ロスを増大させているのだろう。
ようやく私の番になって、この日の夕食と翌日の朝食が買えた。クレジットカードで支払いを済ませた後、商品の名札を写真に撮らせてほしいとお店の人にお願いした。はっきり言ってクロワッサン以外はすべて知らない名前であり、覚えるのも不可能な名前であった。
お店の人は笑顔で承諾してくれた。
ショーソン・オー・ポム

林檎のコンポートをパイ生地で包み焼き。
ピティビエ

パイ生地の中にアーモンドクリームを入れて焼き上げた。
クロワッサン

夕食時になって、ショーソン・オー・ポムとピティビエを電子レンジ500Wで1分温めた。サックり感がなくならないようにもちろんラップはしない。するととても美味しく食べることができた。
何よりこのパイ生地がサクサク。フランスだけにパリパリ。
ゆえによく細かい生地がこぼれてしまう。食べる時はナプキンとティッシュペーパーが必須。
翌日食べたクロワッサンもバターの風味よく美味しく食べた。
少し時間を戻すが、実はこの店の向かいに気になるシュークリームを売っている店がある。ただこの時はその店が開店するまで1時間半以上時間があったのでシュークリームを買うことをあきらめた。次の機会には、こちらの店でシュークリームも買って帰りたい。
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